【ランニング】丹後100kmウルトラマラソン自己ベスト9時間4分の男性ランナーが9回目の100kmを完走したランニングシューズとインソールの例
Running
Ultra 100km Marathon
本日のお客様
本日のお客様は、ウルトラ100kmマラソンに挑戦される男性ランナーです。
お客様データ
- ランニング歴:18年
- ウルトラ100kmベスト:9時間04分
- フルマラソンベスト:2時間54分
- 当店の来店歴 :8年
- フィッティング歴:47足
100kmウルトラマラソンのインソール
カズナリさんのランニングシューズ2足を、究極のオーダーメイド・インソールZEROでフィッティングします。
お客様エピソード
サブ10達成後、腰痛に苦しむ
カズナリさんがランニングをはじめたのは、2004年頃。
月間300kmを走り込むほど、のめりこんだ。
4年後には、フルマラソンを2時間54分で走り抜き、「サブ3」を達成。
2011年には、初めて丹後100kmウルトラマラソン大会に挑戦、11時間02分でフィニッシュ。
その後も同大会には毎年出場するように。
2012大会:9時間34分
2013大会:9時間16分
早くもウルトラ100kmで「サブ10(10時間切り」」を達成したカズナリさんは、次の目標を「サブ9」と定め、さらに走りつづけた。
しかし、その頃から、ひどい腰痛に悩まされるように。
その痛さ苦しさに、接骨院を1日に3軒も「はしご」したこともあるが、まったく治らなかった。
100km9時間04分
そんな状態のカズナリさんが、初めてオリンピアサンワーズに来店されたのは2014年夏。
川見店主は、カズナリさんにランニングシューズをオーダーメイド・インソールでフィッティングするとともに、姿勢の改善を徹底するように求めた。
その後、カズナリさんは、肩こりも腰痛もなくなった。
2か月後には、同大会を9時間26分で激走。
翌2015大会では、9時間04分と「サブ9」に迫った。
「今年こそはサブ9を!」
と走りだした2016年春、カズナリさんはスキー中に左足首を骨折し大ケガ。
それを自力で治し(!)、半年後の同大会を10時間24分で完走した。
その後の記録↓
2017大会:台風で中止
2018大会:10時間28分
2019大会:10時間52分
この時点で、カズナリさんは同大会に8回連続出場し、すべて完走。
同大会を10回完走した猛者に贈られる称号「タイタン」まで、あと2回の完走を残すのみとなった。
しかし、2020年、2021年は、コロナ禍の影響で、大会は中止になってしまった。
47足のシューズとインソール
大会開催の見通しが立たない間も、カズナリさんは走りつづけていた。
週1回は、丹後100kmのコースを想定した40kmの山道を、3時間30分ほどでかけ上り、かけ下り、攻め落とした。
いつの頃からか、カズナリさんは、初夏と初冬に来店し、ランニングシューズを2足ずつフィッティングするのがルーティンになった。
この4足で、1年間を走りたおす。
今年、カズナリさんは7月にご来店。
いつものように、同じランニングシューズ2足をオーダーメイド・インソールでフィッティング。
カズナリさんは、レース本番では、この2足を50km地点で履き替えて、100kmを走り切る。
これで、カズナリさんのシューズのフィッティングは、通算で47足となった。
いつも一緒に走っている
2022年9月18日。
丹後100kmウルトラマラソン大会は、台風が接近する直前、無事に開催された。
カズナリさんは、3年ぶり9回目の100kmを、11時間41分で完走。
レース翌日、カズナリさんは、メールをくださった。
おかげさまで、なんとか完走することができました。
このシューズはとても足に優しいシューズでした。
以前ほど速くは走れませんが、走ることさえできればそのうちゴールにたどり着くことができる。
そんな気持ちで走りました。
ある時、カズナリさんは、こんな風におっしゃった。
「100kmのレース中に苦しくなると、足元に川見店主の存在を感じます。
『あー、ここでこういう風に走れるように、インソールはこんな風に調整されてるんやなー』とわかります。
一緒に走ってもろてるんやと思いますよ」
称号「タイタン」まで、あと100km――。
私たちも、いつも一緒に走っている気持ちです!