【陸上競技】シンスプリントを克服せよ!高校2年生の女子長距離選手が復活を賭けてフィッティングした5足のシューズとインソールの例
TRACK & FIELD
100m 200m
本日のお客様
本日のお客様は、陸上競技部でがんばる、高校2年生の女の子です。
お客様データ
- 高校2年生
- 専門種目:1500m、3000m
- 故障、シンスプリントに悩まされる。
- 当店の来店歴:初
- フィッティング歴:5足
お客様エピソード
故障に悩まされた1年間
Hさんは、高校2年生。
陸上競技部で、専門種目は1500mと3000mの中・長距離選手。
走るのは好きだし、もっともっと強くなって、記録も伸ばしていきたい。
けれど、練習を重ねるたびに、足を故障してしまうそうです。
特に、シンスプリントの痛みはひどかった。
痛みがでたら練習を休み、治ったと思って走ったら、また痛くなる。
高校生になってから、そんなことを1年以上も繰り返していました。
もちろん、自分でも色んなことを調べてみたし、病院だって行ってみました。
ランニングシューズだって、よい商品だとすすめられたら、高額であってもとにかく買って履いてみました。
けれど、何をやっても、何の解決にも至らなかったのです。
足の痛みさえなくなれば
「足の痛みさえなくなれば、継続して練習できるのに」
そんな切実な思いで、彼女はオリンピアサンワーズにやってきました。
川見店主には、彼女の立ち姿を見ただけで、故障の原因が見えました。
足型測定してみると、故障の原因が数字として表れました。
そのデータは、彼女の足が走れるような状態ではないことを物語っていました。
川見店主は、言いました。
悔しい思いをしてきたね。あなたが目指すところは、もっともっと上の方にあるんでしょ?
でも、シューズはもちろん、立ち方・歩き方・座り方も、生活も、ぜーんぶ変えないと、走れるようにならないよ。
彼女は、まっすぐな視線でこたえました。
走れるようになるなら、どんな努力も惜しみません!
川見店主は、彼女のために、5足のシューズを用意し、オーダーメイド・インソールでフィッティングしました。
フィッティングした5足
- 試合用スパイクシューズ
- スピードトレーニング用ランニングシューズ
- トレーニング用ランニングシューズ
- トレーニング用アップシューズ
- 足を鍛える足袋シューズ
当店のオーダーメイド・インソールは、「日本陸上競技連盟競技規則」を遵守して作成しております。
感傷に流されず
この時、彼女は試合をひかえていました。
でも、
走学校の先生とも相談して、出場しないことにしました。この足の状態で無理をしても、いい結果は出ないから。
今の彼女にとっては、「出場しない」ことが、走れるようになるための努力のひとつでした。
感傷に流されない賢明な判断だと、川見店主は思いました。
そうね。そうするのがいいね。足が治るまで、走らずにできるトレーニングは、いくらでもあるよ。
挑戦する強い気持ちを
川見店主は、彼女に、日常生活から正しい姿勢を整え保つためのトレーニング方法を伝えました。
さらに、彼女と一緒に腕ふりの練習を行いました。
鏡の前に彼女が立ち、彼女の後ろに川見店主が立ちました。
「イチニ、イチニ、脇を閉めて肘(ひじ)が外側に流れないように……」
彼女は、一生懸命に腕をふりました。
その動きはまだ、ぎこちなかった。
けれど、額に汗をにじませながら、何回も、何回も、挑戦しました。
この強い気持ちをもちつづけてくれたら、彼女は走れるようになるだろう。
そんな風に、川見店主は思いました。
地道な日々のトレーニングを欠かさず行えば、必ず花は開きます。その時まで、Hさん、がんばろうね!