特設サイト「ハリマヤ~金栗四三と黒坂辛作が生み出した伝説のシューズメーカー」復刻版を公開しました!

みなさま、あけましておめでとうございます!

今年も何卒よろしくお願いいたします!

年明けにお知らせです!

あの伝説のシューズメーカー「ハリマヤ」の特設サイトを復刻し、本日公開しました!

HARIMAYA~金栗四三と黒坂辛作が生み出した伝説のシューズメーカー「ハリマヤ」の物語

「日本マラソンの父」金栗四三と「播磨屋足袋店」黒坂辛作が生み出した伝説のシューズメーカー「ハリマヤ」の歴史を紹介するサイトです。

つーか、「ハリマヤって何?」とお思いの方も多いことでしょう。

話せば長くなりますが。

1912年のオリンピック・ストックホルム大会に、日本人として五輪に初出場したのが金栗四三さんです。
金栗さんは、マラソンに出場しましたが、その時、足袋を履いて走りました。
その足袋を作っていたのが、「播磨屋足袋店」の黒坂辛作さんという方でした。

その後、金栗さんと黒坂さんは一緒になって、マラソンを走るための「マラソン足袋」を開発。
1950年頃まで日本のマラソン選手は播磨屋の「マラソン足袋」で走り、ついには五輪や世界大会で優勝する選手もいました。

戦後、播磨屋はシューズメーカー「ハリマヤ」となりました。
その足袋づくりからはじまった高度な技術で作るランニングシューズは日本人の足によく合い、多くの陸上競技者やランナーたちに愛用されました。

しかし、ハリマヤは、1990年頃に忽然と姿を消してしまったのです。

そんな「ハリマヤ」をみなさんに知っていただこうと、当店オリジナルで勝手に「ハリマヤ」の特設サイトを作成・公開したのが、2013年のこと。
きっかけは、川見店主がテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出演し、お宝「金栗四三のマラソンシューズ」を鑑定したことでした。

川見店主が鑑定した金栗四三のマラソンシューズ

2017年には小説「陸王」がドラマ化され「マラソン足袋」が話題に。

2019年には、NHK大河ドラマ「いだてん~日本オリムピック噺」で金栗四三さんの生涯に脚光が当たりました。

その間、川見店主は色んなメディアから取材を受けて露出も増え、それに合わせて当店の「ハリマヤ」特設サイトもネタを増量しては公開しつづけていました。

しかし、めまぐるしく変化するWeb環境に合わせてサイトを作り変える時間がなかなかとれなくなり、「ハリマヤ」特設サイトは2021年頃に閉鎖したのでした。

「あのハリマヤのサイト、もうネットに出さないの?」

って聞かれるたびに

「そうですねー、そのうちなんとか公開しようと思ってるんですがー」

とお茶を濁しておりましたが、この年末年始に準備をつづけ、この度「復刻版」をやっと公開できました!

このサイトは、色んな方々のご協力を得て作りあげたものです。

だから、再編集しながら読み返して強く思ったのは、

「公開しなければお世話になった皆様に申しわけがない!」

ということでした。

とりあえず今回の再編集では【序章】~【第8章】を公開しました。

つづきもできあがり次第に随時更新の予定です。

お楽しみいただけましたら幸いです!

そして、明日は、当店が番組制作に協力した、NHK Eテレ「偉人の年収How mach?~金栗四三の稼ぎは?」を見よう!

マラソンランナー 金栗四三 - 偉人の年収 How much? - NHK

教科書に載るような偉人たちはいくら稼いでいたの?お金を切り口に半生をたどると、偉人の生き方や人生観が見えてくる!今回は偉大なマラソンランナー・金栗四三です! …